ランサムウェア急増!自社のセキュリティ対策を見直そう!

急増するランサムウェアの被害!

ランサムウェアとは不正かつ有害な悪意のあるプログラム(マルウェア)の一種です。
ランサムウェアは記憶装置内のファイルを暗号化し、ロックをかけて使用できなくしてしまいます。その後、もとに戻すための身代金(ランサム)を要求してきます。

しかし、身代金を払ってもデータを復旧できる保証はありません。
ランサムウェアの被害報告は、令和2年から急増して高い水準で推移しています。

もしランサムウェアの被害に遭ったら

予防としてセキュリティソフトで防御したり、UTMと呼ばれるセキュリティ装置を導入するなどの対策もありますが、完全に防ぐことができるとは限りません。
そこで今回は感染してしまった場合の復旧対策について書いてみます。

NASと外付HDDでバックアップ対策

まずは感染した場合でもデータを復元できるよう、データをバックアップしましょう。
とは言っても、単純なコピーバックアップではバックアップデータも感染してロックされてしまいます。
ですので、バックアップ方法にはNAS(ネットワーク型ハードディスク)と外付ハードディスクの組み合わせが有効です。

社内の共有データはNASに集約し、一元的にバックアップができるようにします。
NASにはバックアップ用の外付ハードディスクを接続するのですが、この時、バックアップ用ハードディスクはネットワークから直接アクセスできないように設定することが重要です。

バックアップデータは独自形式で保存されて世代管理ができますし、バックアップ用ハードディスクはネットワークから隔絶されているので、ランサムウェアも手が出せません。

セキュリティ対策はワン・エックスに

今回はランサムウェアの復旧対策についてご紹介しましたが、予防対策などセキュリティ対策はぜひワン・エックスにご相談ください。経験豊富な担当者がお客様の環境にあわせてご提案いたします。