One-X Report
One-X通信
「ネーミング」は、新しいことを始める第一歩!
2020.7. 1
ネーミングってなぜ必要?
新しい生活様式とともに始まった "withコロナ"や、これから迎える"afterコロナ"を見据えて、新製品、新店舗、新サービスを始めようとお考えの企業様も多いのではないでしょうか。
新しいものが生まれたときに名前を付けることを「ネーミング」といいます。ネーミングは、自社が売り出すものを多くの商品やサービスの中から一瞬で見つけ、選んでもらうという役割を担っています。
今回のOne-X通信は、実はとても重要な役割を持つ「ネーミング」についてです!
ネーミングは広告メッセージそのもの
今や保湿ティッシュの代名詞となった王子ネピアの「鼻セレブ」ですが、元々は「ネピア モイスチャーティシュ」という名前でした。品質は高く評価されていたのにイマイチ売れなかったこの商品を、プロジェクトチームを組んで改名。同時にふわふわの動物をモチーフにしたデザインに変更し、売り上げが10倍以上にもなりました。
また、「熱さまシート」「のどぬ~る」など個性的なネーミングで知られる小林製薬では、ネーミングが売り上げを左右するということで、あらゆる部署からネーミングを募集し、時間も労力もかけて決定しています。
ネーミングが売り上げに直結する、まさに「広告メッセージそのもの」なのです!
ネーミングのポイント
いきなり売れる名前をつけようと、いいネーミングはないか?とあれこれ言葉を探す前に、まずはしっかりと商品について理解することが大事です。
- 商品の目的は何か?
- 商品の特徴、一番訴えたいことは何か?
- 届けたい相手(ターゲット)は誰か?
新商品に対する熱い思いやこだわりがどんなにあっても、それだけでは伝わりません。届けたい相手にしっかり届くよう、相手にとってわかりやすく、理解しやすい名前を考えましょう。
商標登録されているかどうかのチェックも忘れずに!